海外にも負けん!日本を代表する企業の発祥の地25選
日本には海外に進出している、名だたる有名企業が多く存在しますよね。
例えば、「TOYOTA(トヨタ)」や「NISSAN(ニッサン)」などの自動車メーカー、「Panasonic(パナソニック)」や「HITACHI(ヒタチ)」などの電機メーカーもいわずと知れた日本発祥の企業です。
そんな日本を代表する有名企業の発祥の地は東京のような大都会だけでなく、意外と地方であることも珍しくありません。そこで、今回は日本のスゴい企業の発祥地についてご紹介していきます。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
1. 世界的ブランド「ユニクロ」の発祥地はここ!
日本国内だけでなく、いまや世界的なアパレルブランドでもある「UNIQLO(ユニクロ)」。「フリースジャケット」や「ヒートテック」など数々のヒット商品を送り出してきました。
そのユニクロの発祥の地は、山口県です。ユニクロの前進となる「メンズショップ小郡商事」が創業したのが、同県の宇部市でした。ちなみに創業者である柳井正氏の出身地でもあります。
その後、ユニクロに名を変更し、広島県に第1号店を開きました。現在この1号店は現存しませんが、ユニクロは世界各国に2,252店舗もの展開を行っています(2020年8月時点)。
2. 江戸時代創業「ミツカン」の発祥地はここ!
お酢などの調味料でおなじみの大手食品メーカー「ミツカン」。ご存じのとおり「ミツカン酢」「味ぽん」などさまざまな調味料が主力商品です。
そんな日本の食卓にはなくてはならない調味料ブランドがスタートしたのは、愛知県半田市。同県といえば、自動車メーカー「TOYOTA」のイメージが強くありますが、ミツカンも同じ土地で生まれたとは驚きですね。
またミツカンは老舗企業で、江戸時代の1804年に造り酒屋だった初代の中野又左衛門氏が創業しました。
愛知県が誇る同社は、日本唯一の酢の総合博物館の「MIZKAN MUSEUM(ミツカンミュージアム)」、通称MIM(ミム)を2015年に再オープン。ミツカンの酢づくりの歴史が学べる場所となっています。
3. お、ねだん以上の「ニトリ」の発祥地はここ!
「お、ねだん以上」のキャッチフレーズがすっかり定着し、さまざまな生活用品を取り扱う「ニトリ」。同社は、このキャッチフレーズのとおり、自社の工場で製品を作っているため、低価格で高品質な商品を実現しています。
いまでは全国区に展開しているニトリですが、発祥の地は北海道札幌市です。
これまではファミリー層の多い郊外に店舗を構えていましたが、近年では都内にも多数オープンし、顧客の対象を広げています。
4. 醤油メーカー「キッコーマン」の発祥地はここ!
「キッコーマン」といえば、醤油やウィスターソースでおなじみの調味料や加工食品のメーカーです。おそらく、どこの家庭にも1本は食卓に置いてあるのではないでしょうか。
そんなキッコーマンの発祥の地は、千葉県野田市です。歴史はかなり古く、1661年に高梨兵左衛門氏が同市で醤油醸造を始めたことがきっかけ。
キッコーマンとしては会社がスタートしたのは1917年からで、日本の醤油づくりをけん引してきました。
同社ではしょうゆ工場にて工場見学を実施しています。千葉県野田市の「キッコーマンもの知りしょうゆ館・御用蔵」、兵庫県高砂市の「高砂工場」、北海道千歳市の「北海道キッコーマン」などで製造工程を見学することができます。
2020年2月26日から当面の間、工場見学を休止していますが、再開された際にはぜひ訪れてみたいですね。
5. とにかく安い!「サイゼリヤ」の発祥地はここ!
イタリアンファミレスチェーン「サイゼリヤ」といえば、1品あたり約300円〜500円という低価格の料理を提供し、老若男女問わず、幅広い世代に利用されているファミレスです。
1973年にスタートしたサイゼリヤの第1号店は千葉県市川市。その後、全国に次々と出店し、現在は国内に1,089店舗、海外に428店舗を展開しています(2020年8月時点)。